2013/11/28

第一回オープンゼミ

昨日、本年度第一回目のオープンゼミを三田キャンパスで行いました。
期待を上回る、非常に多くの二年生の参加に、ゼミ生一同大変嬉しく思いました。

来週12月4日も、同様の時間、場所で行いますので、
昨日参加された二年生も、まだ来られていない二年生も奮ってご参加下さい。

毎回、全く違った内容になりますので、一回参加されただけでは
太田ゼミの雰囲気を正確に知ることは難しいかと思います。

ぜひ、複数回参加されることをおススメ致します。


以下、昨日のオープンゼミの内容を紹介します。

①輪読…担当者がいずれかの論文や著作を選び、その内容を分かりやすく噛み砕いて発表します。また、担当者独自の視点で気になった点等を深堀りし、その内容を共有することで、ゼミ員全体で意見を交わし合い、議論をさらに深めていきます。

【使用した文献】
ジョブ・サーチ理論にもとづく雇用政策のありかた」二村博司
 発表では、マッチング理論の中で指摘されているミスマッチの問題を解決する手段について具体的な検討を加えていました。

②グループディスカッション…担当者が一つのテーマを設定し、グループ毎に話し合い一つの答えを導き出します。
「採用方法の検討:面接or筆記試験?」
面接と、筆記試験という採用方法のメリット、デメリットを踏まえた上で、
特定の求める人材を確保する為に、最も適した採用方法の検討を行いました。

③グループディスカッション
「『日雇い派遣』の禁止を再び解禁すべきか否か?」
現在禁止されている、30日以内の派遣会社を介した雇用契約が、
今後解禁されるべきかどうかについて話し合いました。



グループディスカッションには二年生にも参加していただきます。
専門知識を問うような内容ではありませんので、率直な意見を積極的に発信してください。
太田ゼミでは常に積極性が求められるので、その雰囲気を実感していただければと思います。

2013/11/27

三田祭論文

太田ゼミ8期生による論文を公開いたします。

今年は、三田祭論文コンクールに向けて、
以下の三つの論文をグループに分かれて作成してきました。


JQF導入による雇用の流動化:DSGEで見る失業の長期化対策の在り方

2020年東京五輪の経済影響評価:CGEモデルを用いた経済効果の測定

雇用制度改革による高年齢労働力活用の検討:75歳への定年引上げの提言



このように論文を公開する理由は一重に、
次の代のゼミ生にはこれらの論文を軽く蹴散らすような論文を作成して欲しいからです。


稚拙ではありますが、
どの論文も分析を行い客観的な事実を導き出すことを試みています。

そのような分析の無い論文は、
いくらその作成に多大な時間と労力が捧げられていようと、
学術的な価値は1ミリもありません。

研究会である限り、我々は学問を追求する立場にあります。
従って、100%の自己満足を味わうためにゼミ活動を行うことは、
当ゼミでは許されません。

当ゼミに限らず、研究会への所属を志望する1,2年生は、
ぜひこのことを一つ心に置いて頂きたいと思います。