2013/03/05

入ゼミ試験B日程について(3)

3/5午後,B日程出願者全員のメールアドレス宛に試験当日の詳細と事前課題の内容を送信させて頂きました.念のため当HP上でも同様の内容を掲載しておきますので,ご確認頂けた方は担当のアドレスまで確認した旨の返信をお願いいたします.

①B日程試験当日の流れについて
<日時>
3月9日(土) 9時に三田キャンパス集合(当日はスーツでお越し下さい)
教室に関しましては経ゼミホームページをご確認ください.

<試験方式>
9時15分~12時30分
1次面接(グループ面接)
1グループ5人程度で、3つのブースを回って頂きます。
ここで20人程度に絞らせていただきます。

13時30分~18時30分
2次面接(個人面接)
1次試験合格者のみの実施となります。

<合格発表>
19時頃掲示にて発表
合格者の学籍番号を掲載したメールでもお知らせします。

<注意事項>
合格者はその後歓迎会を行いますので,19時以降も予定をあけておいてください。

②事前課題について
以下にあげるテーマについて面接で質問するので各自調べておいてください。

課題を設定した理由は,この度の入会希望者数が想像以上に多く、全ての人と個別面接(2次面接)をする時間が取れなくなったためです。そこで、短期間でどれだけ密度の高い努力を重ねることができるのかという潜在能力を,皆様自身に担保して頂こうと思います.また,面接当日は課題発表後から当日にいたるまでの数日間で何時間課題と向き合い,勉強したかを自己申告して頂く予定です.

これらをわかりやすく言い換えれば,「一時間あたりの努力の密度を定性的に計測しよう」というのが本課題の最大の目的です.

いずれの課題も確実な正解や模範解答は存在しません.従って,「これだ!」と確信のもてる回答を用意できるまでありとあらゆる角度から徹底的に考え抜いて頂きたいと思います.面接では,皆様の回答に対して様々な指摘を入れながらお一人お一人と実際に議論させて頂き,皆様の努力の量,密度,質を総合的に検討させて頂きたいと思います.
何卒、ご理解のほどをよろしくお願いいたします。

(1)震災雇用
3.11によって被災地では大きく失業率が上昇しました.自然災害によって生じた失業問題に特有の構造的課題を挙げ,それを解決するための政策を提示して下さい.また,その政策を実施した際に予想される問題点を複数挙げ,各問題点を解消するための政策的スキームを提示して下さい.

(2)高齢化
高齢化の加速によって生じている日本の社会保障制度上の構造的課題を一つ挙げ,それを解決するための政策を提示して下さい.また,その政策を実施した際に予想される雇用にまつわる問題とそれを解消するための政策的スキームを提示して下さい.

(3)女性労働力
女性労働力が経済社会で積極的に活躍することに対する自身の立場(賛成か反対か)を明らかにし,その根拠を提示して下さい.賛成の場合,女性の雇用量が増加するような政策を一つ挙げ,その政策が有効であると考える根拠と,政策実施時に予想される問題点及びその解決策を提示して下さい.反対の場合,女性の雇用量が減少するような政策を一つ挙げ,その政策が有効であると考える根拠と,政策実施時に予想される問題点及びその解決策を提示して下さい.

以上です。